総量規制

貸金業者からお金を借入ようと考えたとき、「総量規制」という言葉を見たり聞いたりしたことがある方も多いと思います。
この「総量規制」とは何なんでしょう?ココでは総量規制について説明いたします。

一言で説明するならば、総量規制とは「お金を借りる人の現在の借入合計が、その人の年収の3分の1にまで制限される仕組み」のことを言います。その対象は「個人向け貸付」のみになります。「法人向けの貸付」と「個人・法人向けの保証」は対象外になるのですが、実はその他にも対象外や例外が存在します。例えば、銀行カードローンは対象外になり、緊急の医療費貸付は例外とみなされます。

■対象外

住宅ローン

自動車ローン

高額療養費の貸付け

有価証券担保貸付け

不動産担保貸付け

売却予定不動産の売却代金により返済できる貸付け

手形(融通手形を除く)の割引

金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け

貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介

(施行規則第10条の21第1項各号)

 

■例外

顧客に一方的有利となる借換え

緊急の医療費の貸付け

社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付け

配偶者と併せた年収の3分の1以下の貸付け

個人事業者に対する貸付け

預金取扱金融機関からの貸付けを受けるまでの「つなぎ資金」に係る貸付け

(施行規則第10条の23第1項各号)

 

この制度は2010年6月に施行されましたが、なぜ総量規制が必要だったのでしょう。
それは、「簡単に借りる」ことを防ぐためです。1980年代に借金苦から自殺者が急増。国会にて防止策が議論され、1983年に「貸金業規制法」が成立。1991年までに4段階に分けて金利が引き下げられました。その後、多重債務問題への解決策と、増加した貸金業者をふるいにかける為、2006年12月「貸金業法」が成立、4段階に分けて施行されます。法的には「貸金業規制法」から「貸金業法」に法律名が変更した形です。この貸金業法の4段階目に施行されたのが「総量規制」です。銀行カードローンが総量規制対象外なのは、銀行は貸金業法ではなく「銀行法」に基づいて貸付を行っているからですね。

 

貸金業法ができるまでは、貸金業者は2004年に23,000社ありましたが、不良貸金業者は排除されていき、2010年11月末には2,700社に激減しました。もちろん借入希望者にも影響が出ました。所得証明書の提出が必要になり、これまでのように無人契約機でスイスイ借りられなくなったのです。ですが、簡単に借りることのできる状態をなんとかしなければ、泥沼にはまって借金は増えるだけ。総量規制は「借りても返せなくて困る人」を減らすために作られたんですね。借り手は返済計画をしっかりと立て、無理のない借入をするよう気を付けましょう。

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