事故情報(ブラックリスト)の登録は消すことができるの?

■事故情報の登録は消すことができるの?
前項「事故情報(ブラックリスト)の登録状況を確認することってできるの?」に記載したとおり,誤った信用情報を訂正・削除することは可能です。では その事故情報が事実である場合,登録期間満了前に削除する方法はあるのでしょうか?

残念ながら事故情報が事実の場合削除はできません。一度事故情報(ブラックリスト)へ登録された場合は、一定期間が過ぎるまでどんな手段であっても消すことはできないのです。

「車が必要」「家を購入したい」等、様々な理由からローンを組むようなことがあるでしょう。ですが、定められた登録期間内である場合、期間が終了するまで待つしか方法はなく、期間を短縮したり登録を削除したりなどの操作をすることはできません。

また、「ブラックリストから消します」というフレーズで勧誘したり、広告を出している業者がいます。先に記載したように、事故情報を消すことはどんな業者でもできませんので,このような広告は詐欺広告といえます。こういった業者には間違っても応じないように気をつけてください。そのほとんどが、事故情報を消す(ブラックリストからの削除する)手数料としてお金を騙し取られることになります。さらに事故情報(ブラックリスト)のある人でも貸付を行う闇金を紹介され、どんどん借金を重ねるということになりかねません。

★誤登録による事故情報
「事故情報(ブラックリスト)の登録状況を確認することってできるの?」でも記載したように,誤登録による事故情報の訂正や削除をすることは可能です。信用情報機関に問い合わせをし,訂正・削除の申込をすることをお勧めします。
★もしもの時のために・・・信用情報機関の本人申告システム
本人確認のための資料(運転免許証・保険証など)を紛失してしまったり盗難にあった場合、第三者によって悪用される恐れがあります。そういったことを防止するため、本人からのコメントを登録情報に追加してもらうことができます。詳しい手続き内容や登録制限などは各信用情報機関によって異なりますので、直接お問い合わせください。

事故情報(ブラックリスト)の登録状況を確認することってできるの?

■事故情報(ブラックリスト)の登録状況を確認することってできるの?

事故情報(ブラックリスト)に登録されるようなことをした覚えがないのに審査が通らない・・・もしかしたら知らない間に登録されているかもしれません。そんなときは事故情報(ブラックリスト)の登録状況を調べてみてください。
★登録状況は信用情報機関で確認しましょう

各信用情報機関には「本人開示制度」というものがあり、申込をするとこ自身の信用情報を確認することができます。信用情報機関で申込をして直接見ることもできますし、郵送も可能です。また、本人以外の申込でも大丈夫です。ただし、実際に開示される情報を受取れるのは本人のみとなります。

機関ごとに、必要書類、申込手数料の有無などが異なります。登録状況確認の申込をされる前に、各信用情報機関のホームページで申込方法等をご確認ください。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/index.html
株式会社 シー・アイ・シー(CIC)
http://www.cic.co.jp/rkaiji/ki01_kaiji.html
※開示相談コーナーhttp://www.cic.co.jp/rkaisya/ks05_jigyousyo.html
株式会社日本信用情報機構
http://www.jicc.co.jp/
※2009年4月1日より,株式会社 Tera net(テラネット)や全国信用情報センター連合会(全情連)など当連合会加盟33情報センターから信用情報事業を委譲。
※2009年8月1日より,株式会社 シーシービー(CCB)は「株式会社日本信用情報機構」と合併。

★覚えがないのに事故情報(ブラックリスト)へ登録されているかも!?

今まで一度も遅延せずに返済をしている・債務整理をしたこともないのに,事故情報として扱われていた(ブラックリストに登録されていた)というケースがあります。

原因として考えられるのは大きくわけて2つです。

・同姓同名のため誤って登録されてしまった

・クレジットカードをスキミングなどで悪用され、自身の知らないところで登録されてしまった

信用情報機関から取得した自身の信用情報について疑問に思うことがあれば,調査依頼をかけることで誤った情報の訂正や削除をすることも可能です。

事故情報(ブラックリスト)が登録されてしまうと何が困るの?

■事故情報(ブラックリスト)が登録されてしまうと何が困るの?
事故情報が登録される(ブラックリストに載る)と、具体的にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
登録されると、登録されている期間は新規の借入はできないと考えていいでしょう。またその他にも、下記の手続きはできなくなりますので、事故情報(ブラックリスト)登録されないように十分気を付けましょう。

・ショッピングローン
・住宅ローン
・自動車ローン
・クレジットカード

ですが、事故情報(ブラックリスト)が登録されるのは「一定期間」ですので、その期間さえ過ぎてしまえば事故情報(ブラックリスト)は削除され、新たにクレジットカードを作ることも、借入をすることも可能になります。気になる事故情報(ブラックリスト)登録期間ですが、下記にまとめました。
★信用情報機関での事故情報(ブラックリスト)の登録期間
契約で決められた支払予定日より3ヶ月間支払が遅れた場合・・・5年間
自己破産・・・5年~10年間
任意整理・・・5年間
特定調停・・・5年間
過払い金請求・・・5年間
個人再生・・・5年間

言ってしまえば、新しく借入ができなくなるだけで、その他に支障は全くありません。事故情報(ブラックリスト)へ登録されることでの影響はあくまでも「金融機関での個人の信用情報」ですので、事故情報(ブラックリスト)へ登録されてしまったからといって、就職で不利になったり、勤め先から調査されたり、資格の制限が出たりなどの影響はないのです。基本的には、家族・親類等へ不都合などもありません。ですが、もしあなたが銀行等の金融機関に勤めている場合はこの限りではありません。

どんな時に事故情報(ブラックリスト)が登録されるの?

■どんな時に事故情報(ブラックリスト)が登録されるの?
「貸金業者からの借入やクレジットカードの申込後、審査が通らなかった・・・」こんな経験をされたかたもいらっしゃるのでは?もしかしたら、あなたの個人情報が信用情報機関に「事故情報(ブラックリスト)」として登録されている可能性があります。

返済期限が過ぎても返済しなかった、返済が3回以上滞ったり、債務整理の手続きをしたことはありませんか?このような「信頼を損ねる」経験をされているかた、個人信用情報に「事故情報」が登録されている(いわゆる「ブラックリストに載ってしまった」)可能性があります。

★事故情報(ブラックリスト)にはどんなことが記載されているの?
延滞・・・金融機関との契約で決められた返済日より、一定期間返済が遅れたり、複数回(3回以上)返済が滞った場合
債務整理・・・民事再生、自己破産、任意整理、などを債務整理と呼びますが、これらの経験がある場合
代位弁済・・・借金をした人(契約者)が返済不能になり、その後の返済を連帯保証人などが弁済する場合
★申込ブラックって何?
「事故情報(ブラックリスト)」に登録されるようなことをしていないのに、審査が通らないことがあるのをご存じでしょうか。
新規借入の申込をした場合、貸金業者は与信審査のため借入者の個人信用情報を閲覧します。その「閲覧をした」という行為が閲覧情報として記録されるのです。これを「申込情報」と言い、この記録は6ヶ月間登録されます。
短い期間に何度もクレジットカードの申込をすると(1ヶ月に3回以上)、たとえそのつもりがなくても「他で借りたお金を返済するため」とみなされ、審査が通らないなんていうことがあります。俗称として「申込ブラック」ともいい、一定期間(3~6ヶ月程)記録が残ります。ただ、この記録は「申込ブラック」であって「事故情報(ブラックリスト)」には登録されません。
★信用情報機関同士のつながり
事故情報(ブラックリスト)というのはひとつの機関だけが管理しているのではなく、機関同士はCRIN(Credit Information Network)を通じて情報交流を行っているのです。その目的は、事故情報(ブラックリスト)を共有することで、過剰貸付や多重債務者の発生防止に役立てることです。

「ブラックリスト」って何?

■「ブラックリスト」って何?
あるのかないのかわからない「ブラックリスト」。なんとなく聞いたことはありますでしょうか?実は、金融機関ではそもそもそのようなリストは存在しないのです。
では「ブラックリスト」とはいったい何を指しているのでしょう。

貸金業者から借入をしたり、クレジットカードを作成したりすると、顧客情報が信用情報機関」に登録されます。ですが、ココに登録されるのは顧客情報だけではなく、滞納や破産をした場合の「事故情報」も登録されるのです。
※事故情報は異動情報・延滞情報・ネガティブ情報と呼ばれたりもします

この事故情報を俗称として「ブラックリスト」と呼んでいるのです。